【iOSDC Japan 2023 レポート】「なぜ、弊社はFlutterを捨ててネイティブ化(Swift / Kotlin)にコミットしたのか」を聞いてきた。
はじめに
年に一度のiOSエンジニアの為のお祭り iOSDC Japan 2023に参加しています。
せっかくなので、参加したセッションのレポートを書きたいと思います。
なぜ、弊社はFlutterを捨ててネイティブ化(Swift / Kotlin)にコミットしたのか
登壇者
- 佐藤 直之さん
概要
RIZAPでは、RIZAPのBody Make事業のほか、2022年7月より、運動初心者向けの完全無人コンビニジムchocoZAP (ちょこざっぷ) を本格的に全国的に展開しています。 サービスローンチと同時にchocoZAPアプリをリリースし、入退館管理にとどまらず運動記録やアプリ内ゲームコンテンツなど改良を重ねてお客様に使用していただいています。
本セッションでは、そのRIZAPがなぜ、最初にFlutterを選択し、のちにFlutterを捨ててネイティブ化(Swift / Kotlin)を選択したのか、についてご紹介させていただきます!
引用: fortee
資料
発見次第、添付します。
感想
ネイティブをFlutterにしたという話は最近耳にすることはあるのですが、その逆のFlutterをネイティブにしたという話はあまり聞かない話なのでとても参考になりました。
初期リリース時には、実質開発期間が2ヶ月ほどしかなく、またエンジニアを見つけることができなかった為、Flutterを採用した経緯があったのですが、今後ネイティブ側のヘルスケア機能の部分をゴリゴリ利用していく必要があったり、どうせネイティブの機能に頼る必要があるならネイティブ化しようということで舵をきったようでした。
開発後期だと機能も沢山あり移行が難しくなりますが、開発初期段階だった為、今回の判断をすることが出来たとも説明されていました。
また、iOSではTCAを採用しているようでした。
chocoZAPさんは今回初めてのiOSDCだとは思うのですが、ブースで盛り上げたり、Day0のアフターイベントを開催したり、盛り上げていくぜという強い気持ちを感じました。
おわりに
TCA触りたくなったので、勉強します。
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